0対1

RACK2005-05-28

キリン杯。
負けてしまった。
まさか1点もいれれないとは。
ほとんどコート半分しか使ってなかったのに・・・(いい意味で)
この試合でどれだけ日本がカウンターに弱いか分かった。
同時に決定力不足って言われるのも分かる気がする。
バーレーン戦までには克服できるといいなぁ〜。


ところで、キリンカップのテーマソングがRIPSLYMEの曲ってことに気がついた。(曲名は思い出せないorz)
確かこの曲GANTZのアニメ版主題歌だったよね。


日本、深刻カウンター病/親善試合
2005年5月28日(土) 9時40分

<キリン杯:アラブ首長国連邦UAE)1−0日本>◇27日◇東京・国立競技場
 ジーコジャパンに攻守で大きな課題が突きつけられた。仮想バーレーンと位置付けたUAE戦で、カウンターから失点して0−1で敗れた。6月3日にW杯アジア最終予選で対戦するバーレーンのカウンターに備えたが、22日のペルー戦と同じパターンで失点した。ジーコ監督(52)が異例のミーティングを開くなど守備に最大の注意を払っていたが、またも守りきれなかった。攻撃陣も無得点ででジーコ監督就任後初の2試合連続無得点となった。
 またカウンターだ。後半24分、日本代表はUAEの縦パス1本で3バックを崩された。MFムバラクのロングパスに反応の遅れたDF坪井が追いつけず、MFアリに右足で豪快に決められた。同じ中東でカウンターが得意なUAEを「仮想バーレーン」と位置付けた戦いは、勝って弾みをつけるどころか最悪の結果となった。
 ジーコ監督の表情は険しかった。「バランスを崩してやられたわけではない。シュートが良かった。これがバーレーン戦でも起こるようだと厳しい。2度と起こらないようにしないと。それよりもW杯に出たいのなら選手たちを励まして欲しい」。報道陣に異例のお願いをするほどだった。
 反省は生かされなかった。22日のペルー戦、得点を狙いに行った後半ロスタイムに守備のバランスを崩して失点。ジーコ監督は激怒した。バーレーン戦は引き分けでも3大会連続のW杯出場がグッと近づく。無理に勝ちに行く必要はない。カウンターさえ抑えれば、最低でも引き分けに持ち込める。DF加地は「裏を取られたり、1対1で負けるようだと厳しい」と課題を指摘。守備的な戦いが求められていた。
 異例のミーティングも実らなかった。普段は試合当日にしか戦術的な話をしないジーコ監督が、前日26日の公式練習前に選手を集め守備的な戦いを強調した。「バランスを崩すな」。千葉合宿中の24日にもグラウンド上で「ペルー戦と同じ過ちは冒すな」と訴えた。カウンターは最も警戒していたはずだった。
 決戦まで、残された時間はあと7日。DF中沢を故障で欠いたとはいえ、突きつけられた現実は厳しい。日本代表の連敗は03年のコンフェデ杯以来、2年ぶり。ジーコ監督就任後、対アジアでは無敵を誇った3バックで初めて敗れた。DF宮本は「落ち込んでいる暇はない。皆さんは大丈夫かと思うでしょうが、選手がそう思ってはいけない。ペルー戦に比べたら攻撃も守備も格段に良くなっている」。ジーコ監督も「絶対にW杯に行く。もう1度、修正する」と言った。
 明日29日には日本を出発し決戦への準備を進める。ジーコ監督が「いばらの道」と表現した最終予選。苦境から脱しなければ、W杯出場というゴールは遠のく。【益子浩一】