頭挟まれ小2男児死亡−高松の水路


2005年6月11日 09:24

 十日午後三時四十五分ごろ、香川県高松市木太町の市道わきで、水路をのぞき込んでいた近くの会社員高川孝広さん(50)の二男晃君(7つ)=木太北部小二年=の頭に、同校の男性教師(30)が持ち上げていた水路のふたの鉄板(約九十センチ四方、厚さ約四・五センチ、重さ約百五十キロ)が落下、晃君は頭を挟まれて間もなく死亡した。

 高松北署は、水路に落ちた児童の帽子を探そうと鉄板を持ち上げた男性教師が手を滑らせたとみて、過失致死容疑で事情を聴いている。

 同署の調べでは、晃君は同級生三人と下校中、別の児童の帽子が水路(幅、深さ約八十センチ、水深約十四センチ)に落ち、鉄板の下に流されたため、通り掛かった男性教師を呼び止めた。男性教師は帽子がどこに流されたか確かめようと一人で鉄板の片方を持ち上げたが、手を滑らせて鉄板が落下。水路の中をのぞき込んでいた晃君の頭が隣の鉄板との間に挟まれたらしい。

 現場は、木太北部小から約二百メートル南の通学路。

 下校中の事故を受け、同校の松井保校長は「残念と言うしかない。男性教師は地道に子どもに関わろうとしていた。だからこそ帽子を落とした状況を見過ごせなかったのだろう」と話した。また、高松市教委は十三日に市立の幼、小中、高校の校長を集めて臨時の校長会を開き、安全意識の徹底をあらためて周知する方針。

 現場近くに住む女性(33)は「(水路は)鉄板で覆っていない部分があり、知り合いが自転車で落ち込んだことがあったが、まさかこんな事故が起きるとは」とショックを受けた様子だった。


マジっすか。
死んだ子も当然かわいそうだけど、教師の方もわざとじゃないみたいだし・・・・・・ねぇ