昨年4月にも日本船が海賊被害。件数現象も凶悪化

 日本人が乗り組んだ日本籍の船が昨年4月、マラッカ海峡より東のインドネシアカリマンタン沖で海賊の被害にあっていたことが分かった。

 国土交通省などによると、夜間航行中に、刀を持った海賊7〜8人が乗り込んできて、操舵(そうだ)室や無線室、機関長室、船長室を次々に襲撃。船内にあった金品を強奪した上、乗組員全員を操舵室に集め、船長らをワイヤで拘束、ボートで逃走した。日本人ら乗組員にけがはなかったという。

 04年にはこのほか、日本の海運会社などが運航する6隻が、インドネシアを中心にした東南アジア海域で海賊の被害にあっている。

 過去10年で見ると、日本が関係する船の海賊被害は99年の39隻をピークに減少傾向。これまでは港などに停泊中に被害にあうケースが多かったが、最近は航行中にライフルや刃物で武装した集団に乗り込まれ、ロープなどで拘束されるケースが増えているという。

 国交省は海運会社などに対し、見張りや巡回の強化を呼びかけているが、「犯罪が凶悪化し、十分に対応できていないケースが出ている」と指摘している。

今時海賊なんているんだなぁ〜。
かっこいいかも

http://www.asahi.com/international/update/0315/004.html